ホラー小説好きですか??
わたしは大の苦手です(汗)ついでにグロい系も苦手です(汗)
なので実はハロウィンも若干ニガテ(汗)(汗)
けど、2時間ドラマのようなミステリーや刑事物ドラマは大好き♡
そんなわたしがホラーと知らずに手に取った本がおもしろかった本のお話し
本のタイトルは「変な家」
主人公はオカルト専門のフリーライター(以下、筆者)
始まりは知り合いから
「不動産(家)を買おうか迷っている」
という相談から始まります。
その家の間取りを見た筆者は、最初はその間取りの不思議さに何も気づかなかった。
しかし、よくよく見ると、おかしな点がたくさんある家だと気づいたところから
建築事務所に勤める設計士『栗原さん』に相談。
栗原さんと話しているうちに、この家は
「殺人を代行するために作られた家ではないか?」
という、妄想にも似た物騒な推理を始める。
まさかな・・・と思いながら、調べに乗り出す。
いろいろ調べるうちに1件の殺人事件が浮上
フリーのライターの筆者は編集者と相談ののち、1つの記事を公開。
記事を公開後、ある読者から1通のメールが届いた
メールの送り主は、この家の関係者『片淵さん』。
このメールをきっかけに片淵家の秘密
そして、事件の核心へせまっていく…
というストーリー(*´꒳`*)
図面と妄想でたどり着く殺人事件
最初は筆者と栗原さんのただの妄想ともいうべき話により
「この家には虐待されている子がいるのでは?」
という推測がでてきます。
推測から家の構造を見ていくうちに、不思議な空間、窓の数、ベッドの数などから殺人を予想していきます。
本の内容は、会話形式でサクサクと読みやすい文章で
展開に合わせて、図面の画像も会話に合わせて細かく載せてくれているので
最初のページの図面がこうだから、この部屋がこう変わってて…
みたいな図面を見返すこともなく、頭の中で図面を広げる必要もなく
止まることなくスラスラと読み進めることができます。
実は初めは偏見いっぱいで手に取る気にならなかった
「変な家」っていうタイトルだから、いわゆる「事故物件」がたくさん載ってる
建築系の難しい数字や言葉が並んでいる、怖い系の本だと思っていました。
・殺人者の家の間取り
・幽霊出ますよ系など…
偏見いっぱいで話題になっていても、本屋さんで平積みされていても手にできなかったんです。
表紙からして、ちょっと怖そうですし ←ここでホラーって気づけませんでした。
手に取ってみた
いつも平積みされている本の横をスルーしていたのですが、いろいろなところで話題になっているのを
見ていると覗いてみたくなるもので、ついに手に取ってみました!!
怖いもの見たさで、ちょっとパラパラと立ち読みする予定がページをめくる手が止まらなくなり
そのまま本屋さんで読み終わってしまいそうになるくらいスラスラと読み進めてしまいました。
さすがに本屋の入り口で1冊立ち読みするのも気が引けて購入することに。
家に帰る道中も、もう早く続きが読みたくて読みたくて…
家にたどり着き、一息つく暇のも忘れて残りを一気に読み切ってしまいました。
感想ーなぞは深まってー
正直、最後の終わりはびみょうな終わり方だったな…と思いましたが、一応の解決をして本は終わります。
筆者の視点から書かれている本でしたが、見る人の視点によって
それぞれに読み直したら、ずいぶん違う見え方をするんだろうな…と思います。
例えば
・筆者の目線
・栗原さんの目線
・片淵さんをはじめとする、その他の登場人物
・子どもの目線からの見え方
etc
発売1ヶ月ですでに6刷というのも納得の1冊!
わたし自身はタイトル通り、ビビリなのでホラーはお断りですが、
この本は図面しか出てこなく、怖い絵や写真もないのでビビリでも読みやすくなっています。
といいつつ、実はホラーと知らず読みました(笑)
むしろ、読み終わるまで気付きませんでした(^◇^;)
作者の雨穴さんは、有名なホラー作家さんだったそうです。
ホラー嫌いのわたしでも、この本はおもしろかったです!!
※2021年10月ごろに読みました。その時に書いた記事を元に書き直したものになります。
続編も出て、映画やドラマやシリーズになっていたりしているみたいですね!
見られた方は感想お待ちしています!2を読んだらまた感想書きますね!